１月の連休に山梨県忍野村から紅富士を見に友達と
１０日の早朝に出かけ日の出の時間に忍野に到着する
計画であったがパソコンから色々な情報を収集し９日の
午後から出て現地で泊まり翌朝見る事に変更宿泊地の
予約を済ませて出発した。
河口湖で中央高速を利用して山梨県に入り、宿泊地には
６時に入ると連絡してあり途中寄り道することにした。

河口湖ICから精進湖へ向かった、富士五湖の中でも一番
小さい湖であるが富士山が湖の正面に当たる所には同じ
志をするカメラマンの姿がいた。

精進湖から近くの本栖湖で夕日に映える富士をと三脚を
出して車の中で待機して様子を見守ったが、この写真の
後に雲が出始め切れるのを願って待ったが残念ながら
夕日の富士を見る事が出来ずあきらめ宿泊地の
忍野に向かった。

旅館に到着したのがほぼ予定道りの１８時に到着した
ここは忍野の富士を愛する「日本観光写真連盟」の宿で
プロをしのぐアマチアカメラマンが宿泊している宿でご主人に
良い場所を教えてもらい翌朝７時の日の出を前に１時間前の
６時に宿を出て教えてもらった桂川の端の所に付いたら
すでに多くのカメラマンがスタンバイをしていた、この日は
低温注意報が出て氷点下１１度と初体験の寒さを感じた。

朝７時富士の山頂に色の変化が出てきた、今迄これを赤富士と
思っていたが紅富士だそうで赤富士は夏の地肌が変わるいよと
女将さんから教えてもらった。
紅富士が出る現象は寒い事と雪が有る事が条件で毎日見れる
ものでもないらしい。幸いにこの日は放射冷却も加わり
ラッキーだったのかも知れない。

それから約１０分後全体に紅色に染まった、その間私に
思わぬアクシデントが起きたカメラの電池が無くなってしまった
のである、勿論予備の電池を持っていたが交換して１枚撮ったら
また電池切れの最悪事態発生、夜調べた時は満タン充電されて
いたのに何故？？、どうも寒さで電池が放電しているようで
ポケットの中に入れ暖めると使えるのである、他の人はどうか？
どうも私だけのようである。
今度カメラ屋さんに尋ねてにることにした。

紅富士を撮り終えた後三脚をたたみ後姿で撮っているのは私です
下着を目イッパイ着込みボコボコ姿で体には６ケ所ホカロンを
貼り付けての防寒対策をしました。

その後、桂川沿いに上り昨年の暮れに降った積雪が解けず
滑らぬように歩きながら写真を撮りまくりました。
外気温が低いために川から蒸気が上がり霧氷が出るかもと
昨夜話を聞きましたが残念ながら気温が低すぎて駄目だった
ようです、自然の現象は何回と無く足を運ばないと全てを
写す事は難しいようです。

忍野八海です、私たちはここで場所取りをするつもりでしたが
女将からあそこは駄目と云われ行って見ると誰も居ませんでした
以前あるテレビ局は八海の謎を解くためダイバーが潜り不幸な
出来事が発生して逆に人気の場所となって一般観光客が増し店が
出来看板が作られ自然美としてカメラマンから避けられ
ざんね～ん！
約２時間の忍野村の早朝で旅館に戻り朝食に入りました。

旅館を出るとき車には霜が降りミラーには雪結晶が出来ていて
思わずパチリミラーに写って見えるのは富士山です。

湖畔を走ていると波が有る物のかすかな逆さ富士で、これも
早朝ならもっと綺麗に浮かび上がっているのかも知れませんが
この富士を最後に紅富士めぐりの富士も見れなくなって帰路に
着きました。
今回始めてなのに紅富士現象が見れて幸いでした！でも寒かったです。